『セルドロンCを用いた生コンクリート処理工法』についてNETISに登録されました
『生コンクリートを砕石状に造粒し、破砕作業を軽減し作業効率を向上させる工法』が2020年4月22日にNETIS登録されました。
【登録番号】
KT-200036-A
【概要】
コンクリート打設工事で残った生コンクリート(残コンクリート)の処理方法は、従来では板状に硬化させて重機などで破砕する方法であったが、この工法は硬化する前に造粒させる工法です。
特徴
- 「セルドロンC」は、古紙等を微細加工した細かなセルロース繊維で構成せれる微細粒子です。
- 「セルドロンC」を残コンクリートに混入、練混ぜすることにより、コンクリート中の余剰水分を急速に吸着いたします。 さらに一定時間攪拌することにより、コンクリート中の骨材表面にセメントペーストが付着して砕石状に造粒します。 この造粒物を一定時間放置後にほぐすことにより砕石状となり、破砕作業が不要となります。
- 従来、建設現場等で余った残コンクリートは、アジテータから排出し硬化させた後に、人力または、 重機により破砕作業を行ってきましたが、本技術は、建設現場や生コンプラント等で余った残コンクリートを硬化する前に造粒させ、 残コンクリートをスムーズに処理出来る工法です。